期間工 正社員登用・・・を目指す人へ

自分は、前回赴任していた自動車メーカーで、期間従業員が受けられる正社員登用試験を受けて、不合格になりました。そして、満期満了を迎えて、他の自動車メーカーに再度正社員登用試験を受けて、正社員になるために赴任しようとしています。この記事は、自分と同じく期間工からの正社員登用を目指す方のために少し綴っておきます。

自動車メーカーの行う期間従業員の正社員登用試験、受験資格は、一定以上の労働期間を経ていること(期間工赴任直後には、登用試験は受けられず、何回か更新ののちに可能)、職場の上司による推薦を得ていること。(一部メーカーには年齢制限も有りと聞いています。)登用試験の内容は、SPIを中心とした5教科の筆記試験、そして面接。メーカーによって、集団面接になったり、一次・二次になったり、何回も面接したりしますけど、内容はこんな感じでしょう。

筆記試験の問題、自分が受けた自動車メーカーでは、持ち帰り不可でした。そこで所属している期間従業員が試験を受けた場合、試験の申込・試験結果は、自分の職場の上司に連絡が行きます。・・・ですが、筆記試験の内容、面接試験の内容は、各職場に対して公表はされません。けれでも、自分の直属の上司は、この職場から以前受けた期間従業員の話を聞いて、筆記試験・面接試験でどんな内容の問題が出たかを書かれているプリントを自分は貰っています。会社が公に期間工を正社員登用させる対策の、プリントや書類は存在していません。自分が面接の前の待ち時間に、周りを見たら、各々の職場の方々が作ったと思われる正社員登用対策のプリントを持っていました・・・、それも、面接でどんな内容が聞かれて、どう答えればいいか、パソコンで書かれた部分と、受講者が鉛筆でびっちり書き足したプリントをね。さすがに何十人と見たわけじゃないんですけど、プリントのフォーマットがみんな違うんですよね。

自分が受けなきゃ見れない光景なんですけど、『直間』って呼ばれてるのかな、他の直との交代までの時間、あの時間にさ、期間従業員に上司が面接の練習に付き合ってくれます。もちろん、期間従業員に、この時間に給料なんて出ないし、きっと上司にも出て無さそうなんですよね。それは、自分が特別ってわけじゃなくて、工場内の他の職場でも自分が見えるところでも、きっと見えないところでも行われてる光景なんですよね。寮の食堂でSPI勉強しようとしたら、同じように勉強しようとしてる人が居てさ・・・全員が全員じゃないだろうけど、正社員登用試験ってそういう人が受ける試験だと、自分は実際に受けてそう思っています。

そういうの見てきたし、実際に受けてきて、だからこそ不合格で申し訳ない気分でいっぱいになったんだけど、だから、正社員が期間従業員の扱いが悪いってのは、少し違和感を感じます。誰だって、すぐに辞めるような奴にいい顔なんてしないよ、でも、きっと、あなたが『本気』で正社員登用試験を受けるのなら、作業を頑張っているのなら、正社員の方は、あなたの上司は、それには応えてくれるんじゃないかなと思っています。

登用試験の内容は、先ほど言った通り、筆記試験と面接試験なんですけど、その登用試験受けるまで、そして受けてる間の重圧の方が、自分は正直、きついと感じています。登用試験受ければ、周りはあなたを『正社員になりたい人』としてみてきます。工程数多く覚えていた方が受かりやすいから、工程も増やされるでしょうし、休日出勤声かかりやすくなりますし、自分の時は期間工ではあるんですけど、少し上の対応されたような気がします。怪我も出来ないし、不具合出してライン止めたり凡ミスで上司の機嫌損ねないように、出勤改善は当たり前のように無遅刻無欠席で、決められたノルマの枚数を提出してる・・・そして、なにより自分が正社員になった時、ここで他の正社員同様に働けるかが求められる。期間従業員が正社員登用しても、最初はその職場のまま立場変わるだけですから、あの人苦手とかじゃなくて、全員とコミュニュケーション取れないと受かっても苦労しそうですね。・・・そんなかんなで、試験までたどりついても、アルバイトの面接と例えばトヨタの面接じゃ、訳が違うでしょ。面接も筆記試験も、今まで人生で何度もやって来たけど、滑り止めとかあった受験よりも、自分ははるかに緊張しました。社員番号忘れたしね・・・俺だけじゃなくて、何人もの人がね。・・・それで、試験終わったら『○○の○○、今回受かったらしい』とか『○○は駄目だったらしい』とか、正社員・期間社員問わず好奇の目にさらされるんですよ。(合格発表の時期は、工場内興味ある人は、この話題が各職場で話されます、通勤の社内バスとかでも本当に話題に出ます。)それでも、なお落ちるんだから、試験落ちてそのまま工程のやる気も無くして、満了を待たずに退職する人の気持ちも分かるってもんでしょ?

でも・・・やや高難易度の資格、宅地建物取引主任者を取って不動産業界に入ったり、フリーターから貯金を稼いで株式投資に挑んだり、中小企業の正社員やったりしてた、自分が保証します。期間従業員からの正社員登用試験は、何もない人が底辺から『上』にあがるチャンスであり、方法の一つであると。実際赴任したから、知ってるんだけど、そもそも本当の上は、ライン作業やっても数か月なわけよ、高卒や短大卒の入社はライン作業だけど、大卒は本社勤務になるっていう、工場の中で思いっきり格差が実はあるんですけど・・・ただ、ライン作業であっても、もっと上があるのであっても、そこは底辺なんかじゃない。そこに、本気をかける価値はきっとあるって自分は思っています。

誰が何を言おうとも、その道は間違いなんかじゃないし、そこのために一生懸命頑張ってる人、それを手助けする人、それを自分は見てきました。正社員登用試験言うて、本当に狭き門なんですよね、自分が以前受けたメーカー受かりやすいとかネットに書かれてましたけど・・・本気でやるから、本気でやるきなくったりするわけで、本気で負けたら言い訳聞かないんですけど・・・頑張ろうね、俺もその道を進むから。

・・・俺のブログや記事、そもそも上位に来ない需要性の無いブログではあるんで、この記事自体、期間工の正社員登用試験を受ける人が見ないかも知れないけど、リスタートっていう題名通り、自分と同じように悪あがきしまくる人に、ここにたどり着いた人に、自分が見た正社員登用の光景と思いが伝わればいいなぁって思います。正社員登用試験受けた前後も、気持ち書いてたはず、それが後進に役にたてば幸いです。



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